2025年11月開始のソフトバンクの学割「ソフトバンクデビュー割」をわかりやすく解説

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2025年11月開始のソフトバンクの学割「ソフトバンクデビュー割」をわかりやすく解説

2025年11月14日

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2025年11月13日から実施が始まった「ソフトバンクデビュー割」、いわゆるソフトバンクの学割の内容について、中学生と高校生の息子がいる管理人が解説していきます。

ソフトバンクデビュー割の概要

  • 対象は5歳~18歳
  • プランはスマホデビュープラン+(20GB)
  • 新規契約か、ガラケーからスマホに乗り換えか機種変更が対象
  • 基本料0円(6ヵ月)→1,650円 or 2,728円(6ヵ月)→以降3,916円
  • 親*がソフトバンクのペイトクプランかメリハリ無制限+**
  • 親1人に付き子供1回線まで
  • 「新みんな家族割」「おうち割 光セット」など一部割引併用不可(親には適用)

例年の学割と大きくは変わらないですが、昨年までの「5歳~22歳」から今年は「5歳~18歳」が対象になっていますので、ご注意ください。

*親族や後見人など親以外のこともあると思いますが、この記事では便宜的に契約者の大人の方を「親」と書かせていただきます

**親が旧プランを続けて使っている場合は、「メリハリ無制限」、「メリハリプラン」、「ウルトラギガモンスター+」も対象

月20GBが半年0円 割引終わっても3,916円

子供の入るプランは月の容量20GBの「スマホデビュープラン+(ベーシック)」

親もソフトバンクを使うことを前提としたキャンペーンです。

子供の通信代が毎月1,078円割引になり、親のプランが「ペイトク無制限」か「ペイトク50」の場合はその割引が1年間、親のプランが「ペイトク30」「メリハリ無制限+」の場合は半年間続きます。

子供の通信料シミュレーション

親の契約プラン2〜7ヶ月目8〜13ヶ月目14ヶ月目以降
ペイトク無制限/ペイトク500円1,650円3,916円
ペイトク30/メリハリ無制限+0円2,728円3,916円
親が旧プランを続けて使っている場合は、「メリハリ無制限」、「メリハリプラン」、「ウルトラギガモンスター+」も「メリハリ無制限+」に準じる

子供のスマホ通信料が20GB使えて半年間0円、一番高くなっても4,000円弱なのは、許せる範囲なのではないでしょうか。

そう聞くと親は子供が1年間割引になる「ペイトク無制限」か「ペイトク50」にするのが良さそうに思えますが、ペイトク30は月7,425円、ペイトク50は月8,525円、ペイトク無制限は月9.625円と親の料金が1,100円ずつ高くなっていくので、1,078円の割引が伸びても家族の通信費としては結局打ち消してしまいます。

(実際にはPayPayポイントの還元率も上がるので、PayPayを多く使う人なら差は縮まるのですが。)

しかも、親が下方のプランに変更するとデビュー割の割引が終了してしまうので、親は迂闊にプラン変更できません。

対象プランの中から、親も自分の用途に一番近いプランにしておきましょう。

PayPayを使ったお小遣い方式が錬金術

親がペイトクプランだとPayPayポイントが溜まりやすく、たとえば子供へのお小遣いをPayPayで渡すことにすると、渡す側も渡された側も+20%のPayPayポイントがもらえます。

つまり、子供のお小遣いが3,000円だった場合、PayPayでお小遣いを2,500円分送金すると子供は+20%されて3,000円分になり、親も500円分のポイントが戻ってきて、実質2,000円で3,000円のお小遣いが渡せるという錬金術になっています。

親は家族割で最大1,210円割引

また、子供は「新みんな家族割」が適用されませんが、親には適用されます。

親子2人ソフトバンクだとデビュープランじゃない方は毎月660円割引、3人以上だとデビュープラン以外は毎月1,210円割引になります。

ソフトバンクの通信料月額割引

家族とソフトバンク回線で合わせる (新みんな家族割)2人 -660円3人 -1,210円
ソフトバンクのネット回線にする (おうち割光セット)-1,210円
スマホ代をPayPayカードで払う-187円

au、ドコモ、楽天の学割との比較

ソフトバンクデビュー割auのU16バリュープランドコモU22割楽天の最強青春プログラムを比較していきます。

ソフトバンクauドコモ楽天
対象年齢5~18歳5歳~16歳(割引は19歳になる月まで)22歳以下13~22歳
容量20GB~3GB/~20GBの段階式~1GB/~3GB/無制限の段階式だが、7ヶ月だけ+27GB~3GB/~20GB/無制限の段階式
割引内容1年間1,188円割引+半年or1年間1,650円割引2,398円~4,048円の段階式料金の中に反映済7ヶ月550円~2,728円割引&容量増月額110〜440円割引
割引期間最大1年(段階式)19歳になる月まで最大7ヶ月永続
月額料金の目安0円 → 1,650円 → 3,916円2,398円~4,048円2,970円 → 5,698円~8,448円968円~3,168円

auのサイトでは3GBまで980円とか、ドコモは7ヵ月0円とか記載しているのですが、これらは家族割や光回線をセットで契約する割引も含めた額なので、注意が必要です。

家族割やネット回線割引を排除したものが上の表になります

auの学割 使いやすく悪くない

auのU16バリュープランは、学割的な特徴はあまりないですが(以前あった「スマホスタート応援割」は受付終了しています)

3GBまで2,398円、20GBまで4,048円という段階式プランは高すぎず、悪くないですね。

ドコモの学割 ヘビーユーザー以外には罠が多い

ドコモの方はいささか性質が悪いと思っていて、7ヶ月間+27GBされて、一番安い段階額で28GB使えますが、7ヶ月を過ぎると急に~1GB/~3GB/無制限という段階制に戻ってしまいます。

そうなると3GB以上、つまりは無制限の額で使ってしまう学生が多いと思いますが、その段階の額は8,448円となかなか凶悪。

無制限としてはおかしくない額ですが、学生のスマホ代としては重たいですね。

ちなみに1GB以内でも5,698円。ちょっと高すぎます。

あくまで無制限プランを期間限定で安く使えるものだよ、という名目なのでしょうが、最初だけ安く28GBまで使えるようにして慣れさせて、急に8,448円にするのは、正直タチの悪いカジノみたいなやり方に感じてしまいます。

割と正攻法だったドコモらしくないような……。

月20GB以上使うヘビーユーザーでない限り、おすすめできません。

まあ7ヵ月経ったところでプランを変える、他社に乗り換えるといった方法もありますが……。

楽天の学割 割引は110円

楽天は~3GB/~20GB/無制限の段階制で968円~3,168円とリーズナブルな価格。

ただ、元から常に安いキャリアなので、学割で特別美味しい、という感じは薄いです。(学割としての割引は110円です。)

他社の学割の恩恵を受けた後の乗り換え先として使うのが賢いかもしれません。

2025年のスマホ学割まとめ

贔屓目を無くして客観的に見ても、学割としてはソフトバンクがお得なのではないかな、と思っています。

ただ、親もソフトバンクでそれなりに高いプランにする必要があるのがネックですが。

20GB使えて半年0円、一番高くなっても3,916円は子供に持たせやすい容量と価格だと感じます。

iPhoneをはじめ、ソフトバンクデビュー割で買えるお得な機種のキャンペーンについてはこちらの記事で紹介しています。↓↓↓

記事で紹介している正規代理店、スマホ乗り換え.comは無料相談で学割のシミュレーション(親のプランも含め)などもしてもらえますので、Webフォームから相談してみるとイメージしやすくなると思います。

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